そもそも「おっさんホイホイ」ってなんだろう
インターネットで懐かしいネタに出会うと、それに対するコメントで
「なんという、おっさんホイホイっ!」
といった形で使われていることが多い。
この、おっさんホイホイについて分析をしてみた。
・「おっさん」の定義
概ね30代~40代ぐらいを指して使われることが多い。
厳密な定義があるわけではないが、コメントを書き込んだ人本人がその年代であることが多いためと考えられる。
昔を懐かしむ人、を自嘲的に言い換えしているニュアンスが正しい。
・「ホイホイ」の定義
思わず見ずにはいられなくなる衝動を巻き起こすもの、というニュアンスを換言したもの。自分がその懐かしいネタに出会った瞬間、自分の意思ではどうすることもできずに引き寄せられてしまう様を、端的に表した言葉。
照れ隠し的エッセンスとして、「ゴキブリホイホイ」を引用し、自らを貶めるような言葉を使っていることに、ネット文化のの奥深さを感じる。
実際のところは、「ホイホイ」と聞くだけで、動きまでも具体的に想起しやすいシンプルさがこの言葉が支持されている理由であろう。
ここであえて指摘しておきたいのが、「ナゼ、動きまでも具体的に想起できてしまうのか」という点。
これはアース製薬がゴキブリホイホイの効果を長期にわたってテレビなどで宣伝し続けた影響であるのは想像に難くない。幼少期からテレビに親しんだおっさん世代(テレビっ子と過去に呼ばれたツワモノ達)であればこそ、通認識としての「ホイホイ観」を形成できたのである。
・「おっさんホイホイ」に込められた想い
「今では大人になったおっさんが幼少期~青年期に触れていた懐かしいネタ」である。このため応用範囲は相当に広い。
しかし、ネタを作る側/見る側に相当強い思い入れが無いと成立しない。おっさんホイホイなネタの閲覧には強烈な情動が伴う。
この心が揺さぶられる感じこそ、おっさんホイホイの真骨頂。
いろんなタイプのおっさんホイホイ
ここでは実例を交えつつおっさんホイホイのタイプ分けしてみたいと思う。
・一般向けネタ
80年代~90年代に流行したり目にする機会の多かった、大流行した歌、当時のアイドル、人気のテレビ番組・漫画・CMといったあたりが一般的なおっさんホイホイ。
バブル体験・ジュリアナ東京なんかも最右翼です。
・マニアックなネタ
同好の士、の間でのみ成立するネタ。
マニアックなネタを年代で抽出したものが条件に当てはまる。
もちろん、アニメ/ゲーム/車/航空機/軍事/鉄道/釣りなど、各ジャンルの趣味は漏れなくあります。
アニメでの「トップをねらえ!」、パソコンでの「MSX/PC-8801/PC-9801/X68000/FM-TOWNS」のような時代を感じさせるものは軒並みです。
ドラクエぐらいメジャーだと一般向けにカテゴライズされますが「古代祐三時代のファルコムサウンド」はマニアックな方に属しますね。
おっさんホイホイを楽しむ方法
一番はインターネットで見られる動画でしょう。
映像の力というのはもの凄く、絵/動き/音楽などが複合的に合わせられているので一瞬で、その世界に引き込まれます。
「Googleの動画検索」で気になるワードを入力すると、いろいろ探せます。YouTubeやニコニコ動画など異なる配信サービスをまたいで検索できるのがうれしいところ。
配信サービスの中でおっさんホイホイが楽しみやすいのはニコニコ動画。
動画を見ながらコメントを残せる独特のサービスは、同好の士と盛り上がれる貴重な場を提供しています。
ニコニコ動画は動画を検索するためのタグの編集が誰でも容易に行えることもあって、おっさんホイホイの条件に合うものはたいてい「おっさんホイホイ」タグがついて、検索にも引っかかり易くなっているのも強み。
おっさんホイホイでストレス解消
おっさんホイホイなネタに触れていると、楽しかった子供時代/仲間とバカをやっていた学生時代が/当時付き合っていた彼女のこと、がフラッシュバックする。
日々ストレスにさらされているおっさんにとって、「昔は良かった」という思い出は安住の地だ。その思い出を記憶の奥底から引っ張り出すためのトリガーとして懐かしいネタが機能する。
ただ、おっさんホイホイには中毒性が強いものが多く、関連するネタを芋づる式に検索してしまうなど依存性もある。
ご利用は節度を守って楽しく。
そして、未来へ
懐かしむだけではもったいない。
楽しむだけではもったいない。
あなたが持っているおっさんホイホイなネタへの想いを、ぜひブログやまとめ動画を作って発信して欲しいと思います(著作権への配慮など、気にすべき点はありますが)。
自分だけの思い出だったものが、みんなを笑顔にできる宝物に変わるはず!
すでに実践している先人に続きたい、そんな気持ちになってもらえると幸いです。